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農園来店促進・直売で価値を高める!

【相談:マンゴー加工品を売り込みたい】

 

相談事業者基本情報

●企 業 名 のはらファーム
●業   種 マンゴー生産販売・加工品製造販売
●所 在 地   南城市
●資 本 金 なし(個人事業のため)
●創   業 2011年
●従 業 員 2人

【相談内容】南城市でご夫婦2人アップルマンゴーを栽培・販売。青果が夏場限定なので、年間通しての収入拡大を目指して近年マンゴーのジュース、ジャムなどを加工し販売している。更に売上を伸ばしたいが、どうしたらいいか?

内容:農園来店促進・直売で価値を高める!】

のはらファームは野原夫妻が約8年前に、大好きなマンゴーを安心安全に育てたいという思いで創業した生産・加工農家。以前はマンゴーの青果が主力商品、近年は、おいしさは同じだがやむを得ずでる規格外マンゴーの加工品(ジュース・ジャムなど)にも取り組んでいる。

マンゴーの実がごろっと入っている贅沢さが特徴。栽培でのアピールポイントは有機物の米ぬかを土に入れる。実全体に発色・甘さを高める為に、1個ずつ手作業で陽のあたる方向へ吊ることでおいしさにつながっていると語る。

今回アドバイスしたことは3つ。
1つ目は南城市物産館中心とした卸のみスタイルから、利益率アップが見込める自社店頭販売を強化。毎年1月開催のイベント花と食のフェスティバルへの出店をおすすめした。準備日は会場にて、一番売りたいマンゴージュースを選択し大きなスペースを割いて集中して展開販売することで売上アップ&新規顧客獲得ができた。

2つ目は、加工品の単品売りから、単価アップ見込めるギフト商品セットをより強化する為に、京都に本社あるパッケージ会社を紹介した。機能性・デザインをよろず支援拠点デザイン専門のコーディネーターも加わり完成した。今後はギフト提案強化し自社店舗のほか、ギフトに強い小売店への卸提案もおこなう。

3つ目は私自信が農園現場相談に出向き、手作業での大変さ・実がたわわになる美しさを体感したことで、見て聞いて香りで感じる観光農園スタイルにもっと取り組むことで、青果の予約販売促進、加工品の自社直売による売上向上を提案した。

まもなく6月下旬より今年のマンゴー収穫・販売がスタートする。ぜひ多くのお客様へのはらファームのマンゴーを青果&加工品とともに食していただきたい。

(県よろず支援拠点コーディネーター・野口正幸)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。

 

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